Duev　
　デュエーフ 　

パノプティアンの幹部。口数が少なく人見知りで内気な性格。大災害が起きる前は身寄りのない孤児であった為児童保護施設に引き取られていた。物心ついた時から両親はおらず、愛情を受けて育ってこなかった為人との付き合い方が分からない。施設内でも一人浮いており親しいものが誰もいなかった。 
大災害が起きた後、パノプティ・サイタマの管理者として施設を訪れたノービレイターに引き取られる。表面上は内に秘めた真の力を見抜いたとか言って向かえ入れたが実際は孤独な者程心に漬け込みやすくまた扱いやすいとの事で選び、弾避けとして育て上げようとしていた。 
しかしそんなこととは知らないディエーフは、初めて自分を認めてくれた人としてノービレイターに心酔する。ボスの役に立ちたい一心で毎日人一倍の特訓をしているが、中々努力が身につかずより一層内気な性格に拍車がかかっている。基本戦闘能力は戦闘員同様又はそれ以下。しかし自身がピンチに陥った際や精神面で一定のラインを超えた時、抑制されし本性が現れる。極限状態に陥った彼は今までとは打って変わって豹変し、普段の内気な性格は鳴りを潜め強気な性格へと変貌する。実は努力は実っていたのである。 
この事から度々強制的にトリガーを外させられる事もあり、このリミッター解除時の戦闘能力はノービレイターに次ぐ強さになる。主席で卒業したマルゼデウスが唯一勝てなかった存在 (リミッター解除時に限る) 。その変貌を見たノービレイターは嬉しい誤算であったとして改めて彼を幹部に迎え入れる。 
リミッターが解除された状態は暴走とは違う。縦横無尽に暴れ回るバーサークになるという訳では無く、あくまで内に秘められた隠された能力の発動である。