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 Quash 
 クエシュ  

パノプティアンの幹部。大災害が起きる前は貧乏大学生であった。学費はもちろん、家族を養うために様々なアルバイトを掛け持ちして生計をたてていた。気弱で物静かな性格だが心優しい青年であり、厳しい日々も明るく過ごしてきた。 
しかし大災害が起きてからは今までの仕事も無くなってしまい、更に貧しい日々を送るようになる。やがて管理区軍パノプティアンに徴兵されるが、任期が明けた後も生活のため仕方なしに残留を希望、戦闘適性が乏しい為、警備や事務等を担当していた。彼自身、管理社会を守るパノプティアンのやり方に不満を抱いていたが、生きていく為、そして生来の言えない性格と相まって黙って従っていた。 
だがある日、警備を担当していたデモ隊が暴徒化し、混乱の中で両親が巻き込まれて殺されてしまう。そのデモの主犯格であり、殺害した張本人とされるアルハーゴとワゲードに怨念を抱くようになる (実際にはアルハーゴ達は全くの無関係。大災害で負った未だ癒えぬ傷や、管理社会の圧政政治によって怒りを膨れ上がらせていた一部の過激派市民と警備隊との小競り合いが発生。鎮圧のため威嚇射撃が行われ、その流れ弾により両親は殺された。しかし事実はうやむやにされている)。 
アルハーゴ達に向ける憎悪を糧に復讐を誓った彼は、ノービレイターに力を求めた。だが戦闘適性が殆どなかった為に使い捨ての駒として洗脳され、理性は不必要と捨てられた。ただ強さだけを求められた彼に残された物は極限まで高められた強さと全てを壊さんとする凶暴性だけであった。武器は巨大なハンマー「アトゥロウシャント」。  

LINE_ALBUM_2022.319 クエシュ デュエーフ_220404.jpg
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